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こってり馬見堂〜馬体写真でクラシック予想〜

馬体写真と過去パドック映像で相馬眼を鍛え、POG期間の中央競馬重賞予想をしています

あらゆる意味でレーヌミノルがおかしくしたフィリーズレビュー

見立て自体はそんなにズレていなかった認識だが、斜行のせいで先を見据える材料としてはまったく無意味な一戦と化してしまった。

 

カラクレナイは素晴らしい伸び脚。神がかっているミルコの腹の据わった騎乗もあって突き抜けた。

ただ、レーヌミノルが他馬を無力化した上に、先頭に立ってフワッとしたところを出し抜いた形。このレースで能力の序列を判断しない方が良いだろう。

それにしても絶好調ミルコはオッズの集め方も強烈すぎて悩ましい。まさかこの馬が僅2番人気になるとは思わなかった。

 

レーヌミノルの騎乗は擁護のしようがない。他馬を邪魔してその上自滅では閉口するばかり。

本番よりもここで結果が欲しかったタイプだろうに、勿体ない限り。

 

ゴールドケープは戦前の評価通りまだこれからの馬であるはず。それでいて3着なのだから思ってた以上にポテンシャルが高い。

ただ、レースとしては展開が嵌まった感もあり、桜花賞でも他力本願にならざるを得ないか。

 

ジューヌエコールは今回度外視。さあこれから、というところで致命的な不利を受けて4着ならむしろ評価して良い。

一度ブレーキを踏むとキレ負けするのは血統的にも致し方ないところで、本番でもスムーズかつキレ勝負に持ち込ませないことが肝要。

 

しっかり仕上がってレーヌミノル有力〜フィリーズレビュー馬体メモ〜

レーヌミノル 95/100

ぎゅっと凝縮感のある馬体でマイルよりも1400、東京より阪神内回りが確実に合う。狙ってここを取りに来たのではと思えるほど仕上がりは万全。

 

カラクレナイ 90/100

冬毛は気になるが牝馬だし大減点にするほどでもない。シルエットが綺麗で、動かしたときも非常にゆったりとした綺麗な歩樣を見せる。マイルでも保ちそうだが、膝下の短さを活かして小回りで機敏に立ち回るのが現状では向いているか。

 

アズールムーン 88/100

手先の形状を見ると硬そうなのだが、動かすと案外肩の出が良くて芝に対応できるのも納得。この馬も条件は良いと思うが、思いの外ダートで弾けなかったことを考慮すると現状非力なのかもしれない。ベストは平坦コースの芝短距離か?

 

ジューヌエコール 88/100

気持ち余裕残しだろうが牝馬の休み明けとしてはむしろ好感したい。そこそこ伸びのある馬体で、フォトパドックで確認できる中では最も本番向きに見える。それだけにこの条件で強く推す要素はないが、先々のポテンシャルという意味では最上位だろう。

 

シグルーン 86/100

腹線の細さからステイゴールドの影響を感じる。動きは柔らかく、腰にちょっと甘さも。アイルハヴアナアザーぽいかと言われると首を捻るが、タイプ的にフレッシュな時の方がいいはずで、狙うなら本番より圧倒的にこちら。

 

ゴールドケープ 80/100

シルエットは悪くないが、まだ馬体が平面的。この父らしくまだ成長途上。

 

・まとめ

人気でもレーヌミノルを素直に信頼。相手はトライアルという意味でも大混戦。一頭狙うならカラクレナイだが、騎手人気もしそうなので穴目に薄く流してお茶を濁す程度が正解のような気もする。勝負度C

 

 

正直インパクト不足だった弥生賞

総タイムも遅ければ上がりタイムも標準。

 

カデナはこのメンバー中では有力も、突き抜けた素質の持ち主という印象は現状ない。

皐月賞馬か? と自問すると首を捻るが、さりとて別路線組もそこまで強烈にレベルが高くない様子なのでなんとも言い難い。

 

ダンビュライトは3着で権利を取ったものの、前走あたりの不甲斐なさから見て逆にレースレベルの低さを象徴している感じか。

ダービーの頃までにはもう一皮むけていて欲しいので、なんとか次も掲示板確保を期待したいが。

 

コマノインパルスはさすがにスローのヨーイドンには対応できない。むしろ皐月賞に向けていい布石になったかもしれない。消耗戦の穴目としてはまだ有効。

 

ダイワキャグニーは筋肉量多く、距離は短い方にシフトしていくかも。

ひたすらソウルスターリングの強さが際立ったチューリップ賞

ミスパンテールのおかげで本選的中できたものの、それ以上にソウルスターリングの強さに痺れてしまった一戦。歴史を動かしかねない名牝の出現に興奮が隠せない。

大舞台での躍進が今から楽しみ。

 

ミスパンテールは大柄な割に速い脚もある。桜花賞でも馬券圏内に飛び込むだけの能力は秘めていそう。

ただ今年中にソウルスターリングを逆転するのはまず無理だろう。

 

 

リスグラシューは1歳の時かなりの好馬体の持ち主だっと感じたが、あに図らんやそこからいかんとも成長がない。誤解を恐れずに言えば3歳にしてピークが下降線に入っているのではとすら思える。

幼駒で出来上がりすぎていてもマズいのか? 

というテーマは非常に難儀で、じっかり時間をかけて噛み砕いて行く必要がありそう。

第24回チューリップ賞 フォトパドックより

ソウルスターリング 97/100

皮一枚余分な肉が乗っているのは明らかだが、それを加味してもトモの発達が凄まじい。2歳時からさらに上積みを感じさせる、ど迫力の馬体。ちょっと格が違うのでは。

 

・ミスパンテール 86/100

蹄に重さはあるが、その他のシルエットに関してはかなり見栄えがする馬。あくまでも見た目だけで、ということなら上位に挙げられる。願わくばもう少し毛づやがよくあってほしいが、今回権利取れるなら本番でも一考。

 

リスグラシュー 85/100

前提として、ハーツ牝馬ヌーヴォレコルトを最大の例として造りの良さより気持ちで力を発揮するタイプが多く、この馬も同様だろう。翻って見た目だけで評価すると現状さほど好馬体には写らない。この馬なりには間違いなく順調なので、内面の強さがどの水準にあるか次第。

 

・ミリッサ 80/100

ダイワメジャーらしからぬひょろっと枝の長い馬体。気性も繊細そうで、嵌まったときの爆発力は期待できるが、そのぶん乗り難しい。体力の削り合いに持ち込まない前走までの乗り方は理論的には正しいはずで、権利取りが最低条件の今回どうするのか、陣営としてもかなり悩ましそう。

 

・エントリーチケット 80/100

やや飛節の折れが強いタイプで、小足で出し抜く展開が向きそう。筋肉のメリハリはもう一つだが、全体のバランス感としてはわりかし大きな崩れがない。相手なり。

 

・アロンザモナ 75/100

かなりの斜尻で切れ味身上に見えるのだが、一転筋繊維は硬質な印象。ちぐはぐな要素が組み合わさって結果的にバランスが取れてしまっているタイプか。トップクラスの争いだと?

 

まとめ

ソウルスターリングが断然。人気のかぶり具合によっては手堅く単勝を取りにいってもいい。過剰人気なら紐荒れに期待。ミスパンテールが相手筆頭で、フォトパドックにいない馬にも注意。

第54回弥生賞 フォトパドックより

・コマノインパルス 95/100

良い意味でバゴとは思えないすらりと伸びのある馬体。1月からの連戦である点も踏まえ、今回は仕上がりのアドバンテージも一段上だろう。

 

・カデナ 90/100

筋肉を盛ったディープ、という安心感の高い存在。

歴代活躍馬との比較だと、サイズが大きくない点、後管部の長さが若干不足気味である点などが気になるものの、前哨戦ならば当然に上位評価。

 

・ダイワキャグニー 85/100

蹄と首差しに重さが残り、晩成タイプに見える。

それでも東京で連勝しているのだから、素質は充分だろう。さらなる伸びしろが見受けられるという意味でのこの評価。

 

・グローブシアター 82/100

良血馬の雰囲気はあるのだが、昨年は数字以上に『小さいな』と見せるタイプだった。大幅な発育が見られないとトップクラスにはまだ遠い印象。

 

・ダンビュライト 80/100

デビュー前からかなり評価が高かった馬だけに、現状は肩透かしを食らった気分。条件もさほど好転してないしほんの数ヶ月では変わってこないだろう。しばらく静観。

 

・マイスタイル 80/100

繋から下が重厚なタイプ。ここ三戦馬場が渋ったのはこの馬にとって好条件だったはず。アドバンテージを失ったとき、上位陣に届くかどうか。ただ、中山2000自体は合うはず。

 

・ベストアプローチ 75/100

入れ込みやすいためか、腹回りに余裕残しの仕上げ。逆に背中にはもう少し肉が付いてきて欲しいところ。

 

 

まとめ

軸に取るならコマノインパルス。時点でカデナを評価するものの、権利取りに力が入る陣営から逆転される可能性はある。馬連で手広く紐穴狙いが正解か。

Gallopの誌上パドックに載っていない組にも注視したい。

共同通信杯、クイーンC回顧

おおよそ目論見通りだったのであまり書くことがない。

 

共同通信杯

見立て通りスワーヴリチャードが抜けた存在。

このレースに止まらず、世代でもトップクラスと踏んでいる。

 

それにしても現状の牡馬クラシック候補双頭がどちらも四位洋文騎手のお手馬であることが興味深い。山内厩舎、藤沢和雄厩舎も絶好調で、知らぬ間にタイムリープしてしまった感もある。

 

さて、四位騎手はどちらを選ぶだろうか。何のしがらみもなければスワーヴリチャードの方だと思うが、動向に注目したい。

 

クイーンC

成熟度でアドバンテージを持つ馬と、将来的な素質でアドバンテージを持つ馬が入り乱れる混戦。

この手のレースは馬券的には狙いづらいのでやはり見るだけにしておくのが無難。

 

とはいえアドマイヤミヤビの強さは想像より一段上だった。

歯車が噛み合えば春のビッグタイトルも狙えるはず。

 

アエロリットは併せ馬になってからグッと伸びたように負けん気が強い。見た目以上に混戦で活きるタイプかもしれない。今後も紐穴注意。

 

フローレスマジックは良化スロー。恐らく春にはでき上がらない。それでも馬体の良さは際立っているので、焦らず成長を待てれば後から結果も付いてくるはず。